野毛山動物園なかよし広場(写真日記)

spica2004-10-03

ペンギンの池の前に、低い仕切りで区切られた一画がある。檻や水槽の中にいる動物達を眺めるのではなく、動物達と直に触れ合える場所である。

  • ネズミ:
    数年前に飼っていたパンダネズミが、ちょうどこのハツカネズミに白黒模様をつけたような生き物だったので、扱うにもさほど緊張しない。
  • ひよこ:
    昔は金魚と並んで縁日の花、子供時分に飼った経験のある人も多そうだが、私にはない。多分庭のある人しか飼えない生き物なんだろう。寒いのか、数匹で身を寄せ合っているのを全員まとめて上から撫でる。手のひらにふわふわしと柔らかい羽毛の感触が楽しい。また、下からすくいあげるようにして手に乗せると、身が竦むのか知らないがそのまま固まるのも可愛らしい。
  • モルモット:
    ネズミ・ひよこと比べるとデカイし動きも鈍いので、安心感がある。背中から両手でわしっと掴んで膝の上に乗せ、広場の壁にかかっている毛繕いブラシで毛繕ってあげたりあげなかったりする。

現在は、上記のような小動物が木箱の中にそれぞれいて、広場内では任意に持ち歩き好きなだけ撫でたり写真を撮ったりする感じである。以前には、ネズミやひよこは確実におらず、代わりに他の動物がいた。

  • ヤギ:
    子供の頃の私は、動物園へ向かう途中で道端の雑草を積み、ここにいたヤギに食べさせていたものである。今思えば、動物園の動物に勝手にモノを食べさせるのはよろしくない気がしないでもない。「ヤギの糞は便秘の時のようにぽろぽろである」と学んだのもこの場所。
  • ガチョウ:
    昔一緒にここに来た友人が、猛ったガチョウに膝頭をクチバシ攻撃されていた。クチバシの先が丸いので激痛はないだろうが、威力はありそうだった。